[社長メッセージ]

施工担当も事務方も皆が支え合う現場 ワンチームで乗り越えたミッション 施工担当も事務方も皆が支え合う現場 ワンチームで乗り越えたミッション

当社は2023年3月2日に、創立70周年を迎えました。この記念すべき節目の年を迎えることができましたのも、中国電力株式会社をはじめとするお客さま、ご関係の皆さまのおかげであり、心より感謝申し上げます。当社の歴史は1953年3月2日に、小水力発電の巨人・織田史郎が「電力技術株式会社」を創設したことに端を発します。資本金125万円、役職員10名でのスタートでした。以来、時代ごとに求められる技術を磨き、変革を続けながら発展してきました。それは決して順風満帆な道のりではなく、試行錯誤の歴史でした。そして、社名を「中電プラント株式会社」とした頃より大型建設工事を手掛けるようになり、プラントエンジニアリングという今日の業態の基礎が築かれました。私自身、現在の社名に変更した7代目の仲摩佑氏より以降の社長と面識があり、つながれたバトンをしっかり握りしめているという実感があります。

この70年のエネルギーの主役は化石燃料でした。しかし、これからの時代は「カーボンニュートラル」に転換していくでしょう。私たちは大きな環境変化を成長の機会と捉え、培ってきた技術力を強みに『CPC2030ビジョン』のもと、新しい領域へと踏み出しているところです。日本を含む世界は、2050年までにカーボンニュートラルの達成を宣言しています。当社が創立100周年を迎えるのは2053年。カーボンニュートラルへの挑戦は、まさに100年企業への挑戦でもあります。

100年企業に向かって、私たちはあらゆるお客さまと脱炭素化への想いを共有します。バイオマス・水力・風力・太陽光・廃棄物発電などの企画から設計・調達・施工ならびにメンテナンスを一貫して提供し、再生可能エネルギー発電設備を推進すると共に、脱炭素化貢献への切り札となる原子力発電所の安定稼働に寄与してまいります。加えて、仕事と生活の調和を図り、働きやすい環境の整備も引き続きおこなってまいります。こうした取り組みの先に見据えるのは、2050年のカーボンニュートラルの時代に、私たちが社会に貢献している姿。そして、社員たちの心底からの笑顔と自信です。責任を持って次世代に安心してバトンを渡せるように、そして100年企業へとつながっていけるように、71年目の中電プラント株式会社を始めたいと思います。

中電プラント株式会社
取締役社長山田 恭平

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